★　圧力バネで業界再建を　　★

政策協議会（生コン産労・全港湾大阪支部・近圧労組・連帯労組関生支部）は３月29日、協同会館アソシエで12春闘第４回集団交渉を開催。

冒頭、政策協議会は、政策課題に対する認識を再確認した。　この日は、最終回答日だったが経営者会は「現状では経済要求に十分に応えるだけの原資が無い」と回答。

これに対して政策協議会は「不当廉売にあたる値引きを行いブロック対応金を継続しておきながら『原資がない』とは理屈に合わない。わずか数十円の値引きをやめるだけでも１万円以上の賃上げが可能。労使が業界再建に本気で取り組む圧力バネとして大幅賃上げが必要だ」と再考を求めた。

これを受け最終的に経営者会は「賃上げ１万円（日々雇用日額５００円）･一時金10万円ＵＰ･福利厚生昨年実績」と回答。

今後、広域協の再建・適正価格の収受・業界の大同団結を始めとする政策課題に全力で取り組むことを労使で誓った。